マナックCPRC105パイルは、PC鋼棒間に異形棒鋼(SD345)を配置したPRC杭であります。
コンクリート設計基準強度については、マナックCPRCパイルが85N/㎟に対して、マナックCPRC105パイル
は105N/㎟を実現しており、より高い本体性能を有しております。
全長(全長PRC)及び部分的に異形棒鋼を配置する(部分PRC)事ができます。
部分PRC杭の場合は、部分PRC部(図中※1)と異形棒鋼の定着長部(25D以上 図中※2)を含め必要な長さ
異形棒鋼設計に応じて配置する事が可能であります。
種類については、φ300~600はⅠ種~Ⅳ種、φ700~1000はⅠ種~Ⅵ※3種が用意されており、経済的な基礎設
計が可能となっております。
なお、マナックCPRC105パイルは(一社)コンクリートパイル建設技術協会(COPITA)が各パイルメーカーの標準化を目的として規格統一したPRC杭であります。弊社もマナックCPRC105パイルとして、一般財団法人 日本建築センターで評定を取得しており、需要家様に安心して使用していただく事ができます。
ご注意:平成28年5月27日の新評定より、異形棒鋼の重ね継手が認められなくなりました。従来CPRC105パイルの全長異形棒鋼の配置は15mまで可能でありました。しかしながら、異形棒鋼メーカーが製造する異形棒鋼の最大長が 12mである為、全長配置のCPRC105パイルは最大12mまでとなります。予め、ご了承ください。
また、部分PRCについては、異形棒鋼の定着長を考慮する為、11mが最大となります。こちらは、PRC部分は11mまででありますが、杭長としては15mまで可能であります。
詳しい内容は、弊社までお問い合わせください
マナックCPRC105パイル標準構造図
マナックCPRC105パイル標準仕様書(PDF)
マナックCPRC105パイル評定書