工法一覧PJ（ペアリングジョイント）
| ■評定番号／BCJ-FD0393-06 |
■許可杭径／φ300～φ1200 ■評定年月日／H26.2.28 ■評定機関／（一財）日本建築センター |
PJ概要
継手金具は、端板と補強バンドからできており、端板は上杭と下杭を突き合わせたときに内リングで挟み込むことのできる突起が付いた特殊な形状をしている。
内リングは、等分割されており、内側は、上杭と下杭の端板突起部を挟み込むことができる2本の突起がついている。外側は、上方に厚いテーパ状になっており、表面は3㎜ピッチの細やかな溝が刻まれている。この溝は、同様な溝の刻まれた外リングの内側との間でかみ合う構造となっている。
外リングは、内側がテーパ状になっており、等分割された内リングの外側から拘束する役割をもっている。
ＰＪの利点としましては、施工の工程を天気に左右されない（雨天の溶接はできない）、工期短縮などがあり近年で
は建築分野において、非常に需要が伸びてきております。
施工順序
施工順序フローチャートを図-1に、継手概要図を図-2に示す。
図-1 施工順序フローチャート
継手構造の概要
図-2 継手概要図
