鋼管巻き既製コンクリート杭(製品名:SPHC杭)は、鋼管と既製コンクリート杭(JIS杭)を複合させた杭であります。
製造時の構造は以下のとおりとなります。
鋼管内に既製コンクリート杭(PHC杭)を建て込み、鋼管とPHC杭の間には、27N/㎟のセメントミルクを
充填致します。
各部材の役割については、鋼管が水平力、PHC杭は鉛直力を担当し、杭に横からの大きな変位がかかったとしても鋼管がこれを受け持つつ、グラウト材がクッション材となり、中央にあるPHC杭は損傷を受けない仕様になっております。
詳しい製造方法(フローチャート)は以下のとおりです。
SPHC杭製造及び出荷までのフローチャート図
鋼管巻き既製コンクリート杭(SPHC杭)評定書(PDF)
SPHC研究会(パイルフォーラム)のホームページは
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