Method
工法一覧
工法案内
当社では、既製コンクリート杭の各種施工を行っております。
杭の施工方法は以下のように分類され、多種多様な地盤に最適な施工方法を検討し、各プロジェクトに適した施工を実施いたします。
打込み工法
打込み工法とは、油圧パイルハンマやドロップパイルハンマ等を用いて、既製杭の頭部をハンマによって打撃をすることにより、杭を所定深度まで貫入させる工法です。
打撃によって施工を行うので、振動、騒音等の公害問題が発生する為、近隣への対策が必要となります。
埋込み工法(プレボーリング)
埋込み工法とは、所定の深度(支持層)まで地盤を掘削(プレボーリング)し、既製杭を建込み・沈設する工法です。
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- プレボーリング工法
- プレボーリング最終打撃工法 iあらかじめ地盤を掘削して杭を挿入し、最後に杭の先端を打撃して地盤に固定する工法です。
騒音や振動が比較的少なく、狭い場所や住宅地でも使いやすいのが特徴です。
支持力も高く、安定した基礎を築けます。 - 土木用プレボーリング杭工法 i公益社団法人 日本道路協会編集発行「道路橋示方書・同解説(下部構造編)・同解説」に規定される工法です。
本工法は、杭径+100mmの掘削攪拌装置を用い、施工時孔内に適宜掘削液(一般に水)を注入しながら
所定深度まで全長同径で掘削を行い、掘削攪拌された掘削孔を造成し、所定深度(支持層付近)において、
根固め液(水セメント比W/C=60%程度のセメントミルクで掘削径×3D(Dは杭径)の体積の100%以上量)を注入して
掘削底部根固め部を築造、掘削攪拌装置を引き上げながら
杭周固定液(W/C=100%程度のセメントミルクで杭周固定部掘削体積の40%以上量)を注入・攪拌して、
地盤内にソイルセメント柱を造成した後、
既製杭(杭頭及び先端部に適宜金具を取り付けた先端開放杭)が築造された掘削孔内に
自沈又は回転圧入により建込み及び沈設を行い、定着させる工法です。- COPITA型プレボーリング杭工法
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プレボーリング根固め工法 i地盤にあらかじめ穴を掘り、そこにセメントミルクなどの「根固め液」を注入して地盤を強化したうえで、
杭を挿入する工法です。
さらに杭の周囲にも「杭周固定液」を注入し、杭と地盤を一体化させて安定性を高めます。
騒音や振動が少なく、住宅地や狭い場所でも使いやすいのが特徴です。- FP-BESTEX工法
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セメントミルク工法 i国土交通省告示 第1113号に規定される工法です。
本工法は、アースオーガーによってあらかじめ掘削された縦孔に既製杭を建込むものになります。
掘削中は孔壁中の崩壊を防止するために安定液をオーガ先端から噴出し、
所定の深度に達した後、根固め液に切り換え、所定量を注入完了後、杭周固定液を注入しながらアースオーガーを引き上げます。
その後、杭を掘削孔内へ建込む工法です。
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プレボーリング拡大根固め工法 i地盤をあらかじめ掘削し、杭の先端部分を広げて根固め液を注入することで、杭の支持力を大幅に高める工法です。
さらに杭周囲にも固定液を注入し、杭と地盤を一体化させて安定性を向上させます。
騒音や振動が少なく、都市部でも使いやすいのが特徴です- NEWニーディング工法
- ST-NEWニーディング工法
- HBM工法
- Hi-BEX工法
- HiFB工法
- HiFBⅡ工法
- MYベスト工法
中堀り工法
中掘り工法とは、杭中空部(杭の内側)にオーガを挿入し、杭先端地盤を掘削しながら杭を所定の深度まで沈設する工法です。
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- 中堀り工法
- 中堀打撃工法 iあらかじめ杭の中を専用の機械で掘り進めながら地中に挿入し、所定の深さに達した後、
杭の頭をハンマーで打撃して地盤にしっかり固定する工法です。
掘削時に泥水を使わないため残土が少なく、施工精度が高いのが特徴です。 - 中堀拡大根固め工法 i杭の中を専用のオーガ(掘削機)で掘り進めながら地中に挿入し、
所定の深さに達した後杭先端部でさらに地盤を拡大掘削します。
そこにセメントミルクなどの根固め液を注入して「拡大球根」を形成し、
杭と地盤を一体化させて高い支持力を得る工法です。
残土が少なく、施工精度が高いのも特徴です。- STJ工法
鋼管杭工法
鋼管杭工法とは、鋼管杭を用いた工法であり、環境やコストにやさしい工法です。
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鋼管杭工法
- ダイナメガプレス工法
- ハットウィング工法
無溶接継手
溶接を必要としない継手を指します。(別名:機械式継手と言います)
無溶接継手の利点は現場で溶接を必要としない為、天候に左右されず施工を行う事ができる点が挙げられます。
現在は、建築分野での使用が主流となっています。
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無溶接継手
- T・Pジョイント(トリプルプレートジョイント)
- PJ(ペアリングジョイント)
杭頭部関係
構造物と杭頭を半固定結合する方法として開発されました。
施工性、コストパフォーマンスはもちろんですが、耐震性にも優れています。
弊社でも、2種類の杭頭結合方法をご用意しております。
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杭頭部関係
- F.T.Pile構法
- キャップリングパイル工法
適応範囲
表は大臣認定工法を取得したときの工法毎の杭径、施工深さ、先端地盤種別になります。
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※上記以外の工法についても、お気軽にお問い合わせください。